さようなら、小木さん



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「小木発言」を巡る議論の全記録

竹迫牧師のキリスト教入門記


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 わたしが寝込んでいて掲示板を見ていない間に行われた【0122 私の書きこみ許可はどうなりましたか? 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月10日(土)14時59分12秒】以降の一連の小木氏による書き込みに、批判と反論を加えておきたい。

 恐らく小木氏は、今回の管理者による書き込み禁止の措置を「統一協会に対する迫害」とでも思い込んでいるに違いないのだが、始めから断っている通り、わたしは小木氏がどのような信仰を持っているかについては全く問題にしていない(『「小木発言」を巡る議論の全記録』0002を参照 ←このリンクを別ウィンドウで開いておくと、参照に便利です)。そうではなく、小木氏によってこの掲示板に書き込まれた内容のみを問題にしているのである。

 これまでの小木氏との対話が始めから終わりまで不成立になったのは、小木氏がこの点をまったく理解していなかったところに原因があると言える。いや、ひょっとしたら理解した上で、わざと焦点をずらした論争を挑んできていたのかもしれない。わたしの『入門記』の内容に、出版されては困るような記述が含まれていたので、それをうやむやにするのが小木氏の目的だったと考えられなくもない。

 もはや小木氏が今回の書き込み禁止措置をどのように誤解・曲解しようとわたしにはどうでもいいことではあるのだが、相変わらず小木氏はこの措置を「一方的な」禁止だと思い込んでいるだろうし、他のサイトもしくは電子ネットワークの外において「竹迫 之牧師は、統一協会に対する迫害者である」と事実に基づかない思いつきを並べて宣伝する危険は大きいと考えている。そこで、そのような小木氏の言動を発見し次第、直ちにそれを無効化する必要のためにも、今回の措置が不当なものでないこと(むしろ小木氏の諸発言の方が不当過ぎるものであること)をきちんと論証しておくべきだと感じるのである。

 とはいえ、今回の小木氏が引き起こした騒ぎに忍耐強く付き合ってくださった皆さんは、敢えてわたしがここに論証するまでもなく、小木氏の発言がいかに不当なものであったかについて重々承知されているものと考えられる。既に読んだだけで「アホくさ」と投げ出されても仕方がない文章しか、小木氏は書いていない。いまさら「小木発言の何が問題だったか」と分かりきっていることを並べられたところで、新しい発見は何もないに違いない(実はわたしも自分で「よーやるわ」と思っている)。

 この論考は、小木氏がネット上で勝手な発言をしているのを発見した場合に備えて書かれるものに過ぎない。もはや論争は終結している(というより、そもそも始めから成立していなかった)し、わたしも小木氏に対する書き込み禁止措置を当分は解かないつもりでいる。もうあんなひどい人物は願い下げだ。だから論争的な性格は持たせないようにするつもりだ。だが、もし「事実認識」に間違いがある場合は、遠慮なくご指摘頂ければ、と思う。また、わたしが見落としているような「批判すべき事実」があるとしたら、それも遠慮なく述べていただきたい。また、もちろん反論にも耳を傾けたいと思っている(ただし、小木氏自身と統一協会関係者が掲示板に書き込むことは許可しない。わたし宛に直接メールを送るように申し渡しておく)。

 以降、引用は全て『「小木発言」を巡る議論の全記録』による。各引用部表題の番号は、そこに付したものである。


1 TAKEは小木氏に対して「礼儀違反」であったか?

【0122 私の書きこみ許可はどうなりましたか? 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月10日(土)14時59分12秒】

>TAKEさん、こんちには。お久しぶりです。
>私の書き込みに対してはどうされるのでしょうか?

 「謝罪と撤回」をした立場の小木氏から、まさか書き込みする権利を当然のことのように要求されるとは思ってもみなかった。これはやはり、小木氏が【0104】で表明している「謝罪と撤回」は、わたしが危惧していた通り内実のないものであった、と理解される証拠であると言うべきだろう。

 小木氏は、要求された通りの「言葉」を並べただけのことであって、謝罪の意思など始めから持ち合わせていなかったのだ。

>また、
>>一読して、小木さんへの苛立ちと反発は、共感する能力の欠如に対してのものだったのか、
>>と考えさせられました。仮に、立場には賛同できないとしても、その痛みや呻吟には共感する、
>>ということが起こり得るものだと思うのですが、小木さんには全くその様子がなかった。
>>
>>小木さんの肉親が病気でお倒れになった旨が記されたコメントを見かけましたが、
>>しかしその原因を「反対派」に求めるばかりで、「自分が信仰をもったばかりに」と考える
>>余地が全く見られませんでした。もちろん、親の屍を乗り越えてでも、という信仰だって
>>あり得るだろうとは思いますが、小木さんの姿勢からは「親の屍も反対派潰しに利用する」という
>>冷たいものしか感じられません。
>
>と、私の書き込みを出来なくしている状態で、批判を述べるのは礼儀違反と思いませんか?

 小木氏によって引用されているのは【0121 カミユさんへ。】においてわたしが書き込んだ文章である。しばらくの間なぜ小木氏が突然書き込みを再開したのかわからなかったのだが、小木氏の肉親の病気について触れたのが癇に障ったのか、あるいは【0121 カミユさんへ。】の末尾において「この夏、(『入門記』の)かなりの部分を書き上げてしまうつもり」と述べた部分に危機感を持ったのかのどちらかであろう。

 さて、余計な想像は置いといて、ここで小木氏が「礼儀違反」と指摘している点について反論する(【0149 【通告 その3】以後、小木さんの書き込みを全面的に禁止します 】において書いたことと一部重複するがご了承いただきたい)。

 (それにしても、「礼儀違反」という日本語は、かつて聞いた事がないように思うが・・・)

 まず、わたしは【0122】が書き込まれた時点で、小木氏の「書き込みを出来なくし」てはいない。

 ご承知の通り、わたしは小木氏に対して再三に渡る警告(【0023】【0025】【0039】などその他多数を参照)の末に、【0072 【通告】小木さんへ 投稿者:TAKE  投稿日:06月25日(金)15時18分06秒】において

>今後、小木さんによって上記2点の要求を同時に満たすものでない書き込みがなされた
>場合は、管理者として更なる強権発動に踏み切ることを通告いたします。

と書いた(「上記2点の要求」の詳細は【0072を参照のこと)。この時点での「更なる強権発動」とは、特に意識していたのは「書き込みの削除」だが、特定の人物の書き込みを不可能にするプログラムの導入などは考えていなかった。

 しかしその後も数回に渡り、「上記2点の要求を同時に満たすものでない書き込み」が続いたので、やむを得ず【0090 【通告・2】小木さんへ その1 投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)00時56分14秒 】において

>大変残念な結果ではありますが、以後、小木さんの書き込みは、管理者が発見した順に
>管理者特権発動の対象とみなします(詳しい方法は、別枠でご提案させていただきます)。
>
>この措置は、上記管理人の要求に正当に応答したと判断される小木さんの意見表明がなされる
>まで、もしくはこの掲示板の設置が取りやめになるまで、継続するものとします。
>
>反論は、この掲示板上のみにて受けつけます。ただし、小木さん本人の書き込みについては 、
>絶えず上記通告が有効であることをご承知頂きます。

と書いた。

 さらに小木氏は【0096 管理人さんへ 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月26日(土)10時26分52秒 】において「上記2点の要求を同時に満たすものでない書き込み」を行ったので、わたしは【0098 【管理】Re:管理人さんへ  投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)13時19分47秒 】において、その事実を指摘し、再度

>もしこれからもこの掲示板に参加してくださる意向をお持ちでしたら、管理者の指示に
>従ってください。

と要求した。しかし、それで仮に「上記2点の要求」を満たす書き込みがなされたとしても、その扱いに不安を覚えたわたしは、ほぼ同時に【0099  【提案】小木さんの書き込みの扱いについて 投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)13時55分11秒】において、小木氏のさらなる発言に対する扱いの提案をしたのである。この提案は、小木氏との対話に1回でも参加した人々6名が判定者となり、小木氏の発言を削除するか否かの決定を下すシステムの採用である。提案に対する反対意見は、誰からも表明されなかった。

 これは小木氏が言う「私の書き込みを出来なくしている状態」には当たらない、と考える。

 その証拠に、その後【0072 【通告】小木さんへ 投稿者:TAKE  投稿日:06月25日(金)15時18分06秒】から数えて4回、【0090 【通告・2】小木さんへ その1 投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)00時56分14秒 】から数えても1回、小木氏は書き込みを行っており、わたしは(今にして思えば小木氏に対して甘すぎる処置であったと悔やまれるが)それらを削除しなかった。

 書き込みは物理的に可能だったし、わたしは削除する権限を持ちながら、それを行使することはなかった。

 削除しなかった理由は、何度も述べている(たとえば【0093 Re:Re2:管理人さんへ 】などを参照)通り、管理者の強権発動を極力控えたいという願いを持っていたからである。

 ようやく小木氏は【0103】および【0104】において、「上記2点の要求」を満たす書き込みを行った。しかしそれまでの経緯に鑑みその扱いに迷い、【0105 【管理】判定をお願いします その2 投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)21時17分46秒】において、提案どおり「謝罪と撤回」を判定対象とした。「削除すべし」との判定は1名からも出なかったため、削除は結局実行されなかった。

 もう一度繰り返す。書き込みは物理的に可能であった。「書き込みがなされた後、それを削除するか否か決する」というシステムを採用していたからである。そればかりではない。【0106】において、わたしは以下の通り提案の補足をした。

>判定がなされるまでの間、小木さんとの対話は、今回の「謝罪と撤回」を巡る議論に限り、
>自由に行なっても構わないもの、とします。
>
>これは、小木さんに対しても適用されます。
>
>判定がなされるまで、今回の「謝罪と撤回」を巡る議論に限って、小木さんにも応答の
>自由を認めたいと思います。

 誰がどう読んでも「小木氏は書き込みできる」という意味にしか読めないと思うのだが、いかがだろうか?

 もちろん、「制限付き」ではある。全く自由に書き込みできる状態ではない、ということは、わたしも認める。だが、それは小木氏が【0127 Re: Mさんに同感 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月11日(日)19時47分42秒 】において

>このような公共的な場で、相手に反論を述べる機会を一方的に禁止しておいて、
>その相手に対して、一方的な批判をするということを、HYMさんはどう思いますか?

という主張しているようなこととは全く違う。小木氏はわたしの一方的な裁定による被害者であるかのように装っているが、事実無根である。

 これまで「一方的に」問いかけや批判を無視してきたのは小木氏の方なのだ。

 『「小木発言」を巡る議論の全記録』を一読すれば一目瞭然なのだが、敢えて数例だけ挙げるならば、小木氏は、
【0005 さっそく見に来ました 投稿者:白谷和明  投稿日:06月21日(月)23時01分16秒】において指摘されている「団体名を偽っている事実」の問題、【0006 RE:はじめまして 投稿者:みやもと  投稿日:06月22日(火)00時00分18秒 】において指摘されている「小木氏がTAKEの言い分を全く無視している事実」の問題を無視し続けていた。

 また、【0006】を書いたみやもと氏が【0044 やっぱり議論になってない・1 投稿者:みやもと  投稿日:06月24日(木)04時20分55秒】および【0045 やっぱり議論になってない・2 投稿者:みやもと  投稿日:06月24日(木)04時22分05秒 】において指摘している問題点や、質問をも無視している。

 その他、一見濃密な討論が展開されたかに見えるHYM氏とのやりとりにおいても、小木氏はいくつもの質問を無視したままでいる。

 その小木氏が当のHYM氏に向かって

>このような公共的な場で、相手に反論を述べる機会を一方的に禁止しておいて、
>その相手に対して、一方的な批判をするということを、HYMさんはどう思いますか?

と問いかけているのである。

 HYM氏が「話になりません」(【0135】)と投げ出す方が、むしろ当然の反応である。

 「礼儀違反」に関しては、以上で十分語り尽くしたように感じられる。が、どうしても見過ごしに出来ないので、もうひとつだけ指摘しておく。

 小木氏は【0126 私が書き込み禁止状態にあるのを分かりませんか? 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月11日(日)19時12分51秒】において、以下のように書いている。

>私も掲示板を持っています。
>再臨主を明かす目的の掲示板ですが、反対する人たちの書き込みも歓迎しています。
>あまりにも下品な言葉をつかうものだけ削除しています。
>
>ここの掲示板が、統一教会に賛成する意見を一切禁止する掲示板ならば、TAKEさんが
>そう言ってくださるのを待っています。
>
>私が、書き込んだのは、マインドコントール理論は、世界の学会やキリスト教界から完全に否定
>されているという事実と、監禁脱会・強制監禁はもうずっと前から犯罪行為として有罪になっている
>という事実です。
>
>ここが、世界のそういった重要な原則から目をそむけて行きたいというなら、TAKEさんが
>そう言って下さるのをまちます。

 この部分について、2つ批判したいことがある。

 ひとつめは、相変わらずこの掲示板の設置目的を捻じ曲げて印象づけようとするイメージ操作が仕組まれている点である。

 「マインドコントロール理論」や「監禁脱会・強制改宗」については次の項で扱うからここでは触れないが、この掲示板は元々は「統一教会に賛成する意見を一切禁止する掲示板」ではなかったし、「世界の」「重要な原則から目をそむけて行きたい」というものではなかった。

 そもそも、わたしが書いた『入門記』そのものが、「統一教会」に対する賛否を含んでいないし、「世界の」「重要な原則」などを問題にしていないからである。

 わたしのキリスト教入信の体験を書こうとしているものだ。

 小木氏は、これらの「誹謗中傷」により、わたしが書いた『入門記』とその内容をネタに語り合う「掲示板」を、あたかも「統一協会に反対するための著作物」と印象づけようとしている。つまり小木氏によれば、わたしは統一協会に対する「迫害者」なのだ。

 冗談ではない。わたしは統一協会など「迫害」する価値もない団体だと考えている。問題があれば、指摘する。指摘した問題が改められなければ、更に追求する。それは、「迫害」ではない。問題が(あるとすれば)、統一協会の側にあるからだ。「迫害」とは、“なにも問題はないのに、非難し、存在を否定しようとする態度”を指す用語である。

 確かに、現在は小木氏だけでなく「統一教会に賛成する意見を一切」を禁止する掲示板になってしまった。なぜか? 小木氏が名前を偽って書き込む可能性だって考えられるからだ。何しろ、小木氏は「ウソつき」だからだ(根拠は次の項を参照)。そこで、小木氏ひとりを排除するために、仕方なく統一協会に味方する人の書き込みを一切禁止するほかなくなったのだ。責任をわたしになすりつけないで欲しい。度重なる「ルール違反」に「礼儀違反」を繰り返す小木氏を排除して掲示板の秩序を回復するためであって、「罪もない統一教会員を迫害する」ためではない。

 ちょっと牧師っぽく、聖書を引用しよう。創世記3章8−12から。

8 その日、風の吹くころ、主なる神が園の中を歩く音が聞こえてきた。アダムと女が、主なる神の顔を避けて、園の木の間に隠れると、
9 主なる神はアダムを呼ばれた。「どこにいるのか。」
10 彼は答えた。「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。わたしは裸ですから。」
11 神は言われた。「お前が裸であることを誰が告げたのか。取って食べるなと命じた木から食べたのか。」
12 アダムは答えた。「あなたがわたしと共にいるようにしてくださった女が、木から取って与えたので、食べました。」

 罪を犯したアダムは、共にいた女に責任転嫁している。さらに「女を造ったのは神だ」と遠まわしに言うことで、究極の責任を神に転嫁しようとしている。
 これが人間の罪の姿だ、と通常は理解されている。

 小木氏のやり方は、このアダムと同じだ。自分の行為に対して責任が問われると、それを他人になすりつける。ことあるごとに「神」を持ち出す。「悪いのは自分ではなく○×であり、責任は神にある。なぜならそれは神の願いなのだから」と。

 統一協会は「アダムとエバの堕落から人類を救う」ことをうたい文句にしているが、少なくとも小木氏に対しては失敗しているようだ。

 小木氏は、本当に「統一教会」員なのだろうか?

 誤解を与える表現は、小木氏が【0001】で言っているように「クセ」なのかもしれない。だが、直さなければならない「クセ」もある。この場合は、小木氏によるわたしに対する「礼儀違反」に相当する「クセ」だ。同じ程度の「礼儀違反」を、それこそ礼儀としてお返ししておきたい。

 ふたつめの問題。小木氏はこう書いていた(重複するが、敢えて引用する)。

>私も掲示板を持っています。
>再臨主を明かす目的の掲示板ですが、反対する人たちの書き込みも歓迎しています。
>あまりにも下品な言葉をつかうものだけ削除しています。

 わたしでさえ、あれだけのひどい小木氏の発言の数々を削除するのに、最後までためらいを感じていた。さんざん警告を繰り返して通告を繰り返して、もうこれ以上は自動的に削除するしかない、という覚悟をやっと固めた。そして、実際の削除は、これを書いている今でも、書き込んだ本人の要望にこたえる形でしか実行したことがない(ちなみに、これを書いている現在でも、小木氏からの反論メールは届いていない。彼はこの「書き込み一切禁止」の措置を無条件で受け入れたということであろう。また掲示板上でも、この措置を不当とする批判は今のところ書き込まれていない。小木氏以外の方も賛同してくださっていると理解している)。

 しかし小木氏は、どうやら「下品な言葉をつかうもの」は、片端から予告も警告も報告もなしに削除してしまっているらしい。

 「上品」と「下品」の境目はどこにあるのだろう。小木氏はそのラインをどこに定めているのだろう。よもや統一協会に反対するものを全て「下品」と判断しているのではあるまいが、しかし一旦小木氏によって「下品」と判断されたものは、問答無用に削除されているのではないか。

 小木氏がわたしの裁定について「TAKEの気分」の問題にすり替えようと試みた書き込みがあった(【0073 管理人さんへ 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月25日(金)16時15分28秒】)。それに対してわたしの方からは、【0077 【管理】Re:管理人さんへその1 投稿者:TAKE  投稿日:06月25日(金)19時27分15秒 】において、以下のように反論した。

>> とても気分を害するようにしたことを深くお詫び申し上げます。
>
>「気分」の問題ではありません。「ルール違反だ」と申し上げたのです。
>まるでわたしが「横暴な権力者」であるかのようなイメージ操作はやめてください。

この部分に対し、小木氏は【0088 Re2:管理人さんへ 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月25日(金)23時29分38秒】において、

>イメージ操作など考えてもいません。
>誰でも気分が悪くなる時はありますよね。
>だから、単に気分を悪くされたと思い書いただけです。
>
>私は、気分を悪くすることと、横暴な権力者がどうして
>つながるのか理解できません。

と書くばかりで、わたしの「ルール違反だ」という指摘は無視してしまった。

 そこでわたしは更に【0093 Re:Re2:管理人さんへ  投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)01時32分21秒 】において、以下のように書いた(長くなるが、必要なので敢えて引用する)。

>繰り返して強調します。「気分を害した」からではなく、「小木さんが、警告を無視してルール違反
>を繰り返す」から、管理者特権を発動せざるを得なくなったのです。
>
>相当に迷いながら、しかし掲示板の管理者として果たすべき義務を、小木さん自身に直接
>何度も呼びかけるなど、かなりの注意を払いながら、それでも果たさざるを得なくなったのです。
>
>具体的に迷惑をこうむったきょんじゃさんから「通告の依頼」を受けながらも、なんとか管理者
>特権を発動しないで済む道がないか、と「管理者としての責任を一部棚上げした」と
>批判されても不思議ではないお願いを、きょんじゃさんに対してしてもいます。
>(幸いなことに、きょんじゃさんは寛大にも、わたしのお願いを了承してくださいました)
>
>それを「気分」の問題に摩り替えられては、たまりません。
>まるで、わたしが「自分の気分によって発言を削除する」かのような人物であるかのような
>誤解を与える表現です。ひいては、このホームページそのものが、「TAKEの気に食わない
>意見は受けつけない」という方針に貫かれているかのような誤解を招く表現です。
>
>個人的には、それ以外のどんな効果も認めようがありませんが、あるいは別の人なら
>違った見方をする可能性があるかもしれない、とも考えたので、更に「管理者」を
>離れた「TAKE個人」として「イメージ操作はやめてください」と書いたのです。
>
>「わたしは、そんな横暴な権力者ではない」と言いたかったのは、以上の理由からです。

 この件に関しても、これ以降小木氏からの応答・反論はなかった。謝罪もなければ弁明もなかった。

 もし小木氏が弁明する通り「イメージ操作」の意図がなかったとしたら、つい最近までのわたしが何となく納得できた想像というのは、「小木氏自身が“自分の気分次第で発言を自由に削除する横暴な権力者としてのウェブマスター”であり、小木氏はそれを“掲示板開設者として当然の権利”と思い込んでいる状態にある」というものであった。だから彼は、この掲示板の管理者であるわたしの「気分」をごく自然に問題にしたのかもしれない、と考えたのである。だとすると、小木氏は掲示板を管理できるほどの能力を備えていない未熟なウェブマスターである、と言わねばならなかっただろう。

 しかしこの想像はあたっていない、と今は確信できる。小木氏が【0126 私が書き込み禁止状態にあるのを分かりませんか?】において、以下のように書いているからである(くどいようだが、もう一度引用する)。

>私も掲示板を持っています。
>再臨主を明かす目的の掲示板ですが、反対する人たちの書き込みも歓迎しています。
>あまりにも下品な言葉をつかうものだけ削除しています。
>
>ここの掲示板が、統一教会に賛成する意見を一切禁止する掲示板ならば、TAKEさんが
>そう言ってくださるのを待っています。
>
>私が、書き込んだのは、マインドコントール理論は、世界の学会やキリスト教界から完全に否定
>されているという事実と、監禁脱会・強制監禁はもうずっと前から犯罪行為として有罪になっている
>という事実です。
>
>ここが、世界のそういった重要な原則から目をそむけて行きたいというなら、TAKEさんが
>そう言って下さるのをまちます。

 つまり彼は、わたしが「どんな人からの書き込みに対しても議論として向き合う」という方針をもって運営してきたこの掲示板を、「気に食わない意見は一切書き込み禁止にしてしまう、言論の自由がないもの」と印象づけることを狙っていたのだ。既に【0093 Re:Re2:管理人さんへ  投稿者:TAKE  投稿日:06月26日(土)01時32分21秒 】において、

>それを「気分」の問題に摩り替えられては、たまりません。
>まるで、わたしが「自分の気分によって発言を削除する」かのような人物であるかのような
>誤解を与える表現です。ひいては、このホームページそのものが、「TAKEの気に食わない
>意見は受けつけない」という方針に貫かれているかのような誤解を招く表現です。

と書いているにも関わらず! そして、小木氏はそれに対して反論も弁明もしていないにも関わらず!

 彼がその時点で謝罪しなかったのは、どうしても「小木氏は迫害の被害者として追放された」という構図を残したかったからに違いない、と今では考えている。

 TAKEと小木氏、「礼儀違反」はどっちだ?

 (丁寧に説明すれば、小学生にだってわかるよね)



2 「親から理解されない痛みや苦しみ」は誰のせいか?

>>一読して、小木さんへの苛立ちと反発は、共感する能力の欠如に対してのものだったのか、
>>と考えさせられました。
>
>とありますが、ではTAKEさんは共感能力が欠如してないと考えますか?

 「共感する能力が欠如しているのはオマエだろ」という主張が見え見えであり、それこそ「礼儀違反」の問題であるが、既に語り尽くした項目でもあるので、これ以上は追求しない。

 (ただ、小木氏風に反論するなら「では、突然わけのわからない宗教団体に入って犯罪行為を繰り返す息子を持った親の悲しみに共感できているのでしょうか?」と反論するべきところであろう。だが、どうせ小木氏はそのような共感能力が欠如しているので、この「礼儀違反」の件についてはここでは取り上げない)。

>普通に信仰しているのに、カルトだとかマインドコントロールされていると
>言われる統一教会の人達の気持ちに共感できているのでしょうか?

 既に【0125 わたしも、Mさんに同感 投稿日:07月10日(土)23時15分39秒 】において白谷和明氏が言及していることではあるが、統一協会に関しては多くの問題点が指摘されており、統一協会に対する非難の声はそれらを根拠にしているものである。他の箇所に書き込まれている白谷和明氏自身の体験においても触れられていたが、統一協会との関わりを伏せて行われる勧誘や政治活動、また既に法廷において立証された霊感商法への組織的関与など、例を挙げればきりがないほど問題は多いのだ。既に霊感商法に関しては、統一協会による組織的な関与を認定した判例など幾つも出ている。

 小木氏は「監禁脱会・強制監禁はもうずっと前から犯罪行為として有罪になっている」と主張している(【0126 私が書き込み禁止状態にあるのを分かりませんか?】における発言)が、それなら日本の裁判で「霊感商法はもうずっと前から犯罪行為として有罪になっている」事実や、アメリカの裁判で統一協会教祖が訴えられた裁判において「脱税はもうずっと前から犯罪行為として有罪になっている」事実も、少しは尊重して欲しいものだ。

 それを「普通に信仰している」と言ったのでは、他の「普通に信仰している」人々に対し、それこそ「礼儀違反」であろう。

 普通でないからこそ、その集団を「カルト」と呼んで特異化したり、その動機の解明のために「マインドコントロール」という概念が導入されているのである。

 仮に(とフィクションの話をしても仕方がないが)、小木氏が主張するように「世界の心理学の常識」が「マインドコントロール理論」を否定しているとしよう。しかし、統一協会(おっと、今気がついたが、小木氏の主張に従えば「統一教会」ですね。でも「世界基督教統一神霊協会」の略称なら「統一協会」とする方が「常識」にかなっているわけだし、いくら英語では「Unification Church」と言ってるからといって、それももとは韓国語であった「世界基督教統一神霊協会」の英訳でしょ!? 論理があべこべなんだよね。統一協会自身も、初期には「統一協会と略します! 十字架のもとに力を合わせるんだから!」と強弁していたのにね)の行動が「一般的な日本人の常識」から大きく逸脱しているからこそ「カルト」だの「マインドコントロール」だのと批判されるのである。「根拠のない悪口」ではないのだ。

 そうした「常識外れ」の行動には、いちいち統一協会なりの宗教的な行動論理があるのだろうから、「カルト」だの「マインドコントロール」だのという批判に対して、その「誤解(であるなら、だけど)」を解くように説明する全責任は、統一協会自身にある。その責任が負えないのなら、さっさと偽名サークル活動も霊感商法もニセ募金も政治活動も合同結婚式も、やめてしまえば良い。世間に理解されないのは、別に無理解な世間が悪いのではなく、無理解な世間に理解可能な説明がされないからに他ならないのだ。

 だから、わたしを含めて、世間の人々は一切「統一教会の人達の気持ちに共感」する必要がない。そんな義務はない。共感させる責任と義務を負っているのは、小木氏(が本当に統一協会員だとして)を初めとする統一協会の人たちだ。

 だが、この掲示板において書き込まれた小木氏の発言を見る限り、小木氏は全然その責任を果たしていない。

 たとえば、【0014 Re:HYMさんへ  投稿者:TAKE  投稿日:06月23日(水)02時27分54秒】において、わたしは次のように書いた。

>さらに指摘するなら、HYMさんは
>
>> 統一協会の方が、その活動をしていく際に、たくさんの嘘をついていることを
>> 知っています。小木さんもそれは認められることと思います。
>
>と書いています。その部分に何の反応もしないということは、小木さんを含めた統一協会員が
>「その活動をしていく際に、たくさんの嘘をついている」ということを認めた、とみなしてよろしい
>のですね?
>
>だとするなら、HYMさんの問い掛けておられる
>
>> 「嘘が善になり得る」という教義をもち、そして実際に信者さん達が、
>> 嘘を重ねて活動している教団を、だれが信じることができるのでしょうか。
>
>という言葉は、まったく正当な批判だと言わざるを得ない。

 この部分に関する小木氏の反論は、最後までなかった。むしろ、たとえば【0026 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)22時03分13秒】の中で、

> TAKEさん、例えば、監禁というのは、嘘よりも酷いことですがこれをどうおもうのですか?
>また、監禁する為につく嘘はどう思いますか?

と書いて居直るばかりである。

 つまり「確かにわたしはウソをつきますが、他にもたくさんウソをつく人がいるのです。わたしのウソばかりを非難するのは不当です。監禁に比べたら、ウソなんて罪とも言えないでしょ?」と言っているわけだ。自分のウソを正当化しているのに過ぎず、反論になっていない。

 つまり小木氏は、「統一教会員はウソつきだ」ということを「統一教会」を代表して宣言していることになる

 説明の責任を果たしていないばかりか、これでは「常識」的には「やっぱりおかしな団体だ」という印象を強化するばかりだ。しかし小木氏に言わせれば「統一教会だけを批判しようとする不公平さを感じるのです」ということになってしまう。

 統一協会「だけ」を批判しているわけではないが、まあ、そういうことにしておこうか。小木氏の論理に従えば、統一協会の批判さえしなければ、「拉致」だろうが「監禁」だろうが「強制改宗」だろうが(そんなものが本当にあるとして)、何をしても「善」だということになるわけだから。

 そして小木氏の論法通りに言えば、「拉致」だろうが「監禁」だろうが「強制改宗」だろうが(そんなものが本当にあるとして)、何をされても理解できない小木氏の方が悪いのだ。それを説明しなければならない義務は、親にはない。

 さてさて。「世界の重要な原則から背をそむける(【0126】における小木氏の発言)」のはどっちだ?

 ありがたい言葉を教えてもらったので、早速以下に再録しておこう。

「きつい忠告をお許し下さい。でも、耳に痛い言葉こそ自分のためになるものです。」(小木氏談)



3 まだまだ続けようと思えば可能だが・・・。

 以下、小木氏の全発言についてコメントを続けようと考えていたが、どうもわたしは小木氏の発言を分析していると「下品」な人格に堕落して行きそうな危惧を感じている。もともとわたしは「上品」な人間ではないと思うが、自分なりのラインを引いて、そこよりも下回ることは避けたいという倫理的な願いを持っている。

 だから、後は順を追って目に付いたものだけを取り上げることにする。

【0127  Re: Mさんに同感 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月11日(日)19時47分42秒 】

> この世の裁判ですら、両方の言い分を聞きますが、ましてや牧師ならば、最低そのくらいの
>公平さ、正義心は持つべきと考えませんか?

 牧師がなぜ公平でなければならないか(しかも公平な対話をする気がないと公言するような人物に対して)、どうして牧師が「正義心(という日本語が存在するのか?)」を持つべきなのか、まるで根拠がない。もちろん、一般的な通念としては「公平で正義の神を証しする牧師は、自身も公平に振るまい正義を行うべきだ」と考えられていることは知っているし、わたしもそれには賛成するものだ(自分がそういう牧師になりきれているかどうかには自信がないけれども)。

 しかし、小木氏の発言を公平に扱おうとするなら、やはりそのルール違反は指摘せざるを得ないし、正義を行おうとするなら警告や通告を無視する小木氏を発言禁止にするしか方法がないと思うのだが。

 たとえば、人を騙してお金を奪う人と、その人にお金を奪われた被害者と、両方の言い分を公平に聞くべきだ、と小木氏は言いたいのだろうか? 「何が公平か」という問題は議論がややこしいので日常感覚に即して言うが(今後必要があれば詳細に検討するが)、「騙すのは悪い」と断言すると不公平になる、とでも言うのだろうか? 「騙すのは悪い。わたしは悪い事をした」と騙した方が認めた上で、「しかしそれにはやむにやまれぬ理由があったのです」と弁明を始めるなら、その言い分に耳を傾ける余地も出てくるだろう。だが、小木氏の言い分は「騙しなんかしていない」というウソか、もしくは「騙して何が悪い」という開き直りでしかない。そんな態度の者の言い分にまで耳を傾けるのは、公平でも正義でもない。公平さを求めるなら、向けられた批判にきちんと応答をすべきだろう。「きちんと応答」する、というのは、批判が不当なものなら反論し、正当なものなら謝罪して以後態度を改める、という意味である。小木氏は「批判が正当であるか不当であるか」の論証をすっ飛ばし、「騙すのは悪い」と指摘する人々を迫害者に位置付けてしまう。正義を行いたいと志すものは、そのよう な状態を容認するべきではない。

そして、完全に行えているかどうかにはあまり自信がないけれども、わたしも「正義」を行いたいと願うものである。

 ここでは、またもや小木氏はわたしに対して「不公平で不正義な牧師であるTAKE」というイメージ操作を試みて「自分こそ被害者である」と言おうとしているのに過ぎない。

 度重なる警告にも関わらず「ルール違反」や「礼儀違反」を繰り返したのは小木氏であり、だからこそわたしは小木氏の書き込みの扱いについて態度決定を保留していたのである。これ以上に「公平」な「正義」があり得るか?

 ところが、小木氏のアタマの中だけには存在するらしいのである。

>>このサイトは、誰の主宰で何のための目的によるものか,きちんと考えてください。
>
>究極的には、神様の主宰で、神様の為の目的ではないでしょうか?
>
>マインドコントロールは、宗教を攻撃するサタンの道具であると私が書いたのは、
>神様がそれをみんなに知って欲しいと願っているからです。
>NCCが、マインドコントロールは、「回心」を否定する思想だと本質を見抜いています。
>
>また、監禁脱会・強制監禁をNCCが強く反対し、犯罪であると言っていることも、
>神様の願いにあっています。宗教が手を取り合って、世界の様々な問題を解決していくべきなのに、
>宗教家が、拉致監禁などに手を汚すことは、神様の願いに完全に反しているのです。

 はいはいはい、という感じ。

 ここで突然「究極的には、神様の主宰で、神様の為の目的ではないでしょうか?」とは、笑ってしまう。笑ってもいられないので、問題点を指摘しておこう。

 これは小木氏お得意の「論点ずらし」戦法である。引用されたM氏の言葉は、既に【0006 RE:はじめまして】でみやもと氏が指摘している問題を改めて提起しているに過ぎないのだが、みやもと氏の発言はずっと無視しておいて、M氏の発言には反論(になってないが)を試みる。どこが公平?

 仮に(とまたもやフィクションの話で恐縮だが)、わたしのつたないホームページが神に用いられることもあるとして、小木氏の主張する「神の願い」が正しくて、わたしに聞こえてくる「神の願い」が誤っているという根拠はどこにあるのか。

 小木氏は直接神に会って「TAKEのページはいかん。潰せ」という啓示でももらったのか。

 わたしが「いや、『入門記を書け』と神様が命じられたのだ」と主張した場合、どちらの神様が正しいか、何をもって判断するのだろうか。

 ついでに言えば、聖書にはこんな言葉もある。多分、小木氏は知らないのだろう。

「あなたの神、主の名をみだりに唱えてはならない。みだりにその名を唱える者を主は罰せずにはおかれない。」

(出エジプト記20:7)



【0133 Re: なんだか気持ち悪いので独り言をもう少し・・・。 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月13日(火)13時37分52秒】

> 私は、TAKEさんの存在や生き様を無視しているわけではありません。

 ウソもいい加減にして欲しい、と痛感した一文である。

 小木氏は【0016 HYMさんへ 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)14時22分18秒】において書いている。

>さらに、元教会員に精神的なトラウマがみられるということも、自分の意志で脱会した
>教会員にはほとんどみられず、強制改宗によって脱会に至った元信者にだけみられると
>心理学会の研究結果などもあり、強制監禁の犯罪性を問題にする声が高まりました。
>
>日本では、上のような事実をあまりにも無知で、統一教会は「洗脳」する、したがって
>監禁もゆるされるといった誤まった認識と、強制監禁により精神にトラウマをもつ犠牲者
>を重ねて排出しながら、本来、強制監禁にその原因があるのに、それに気づかずに
>統一教会にいたからだと誤まった判断を下しているわけです。

 既に個人メールで脱会の顛末を小木氏に対して書き送っていたわたしは、これを読んで激怒した。わたしのトラウマはT協会のメンバーによる暴行や脅迫であることが明らかである、と書き送っていたにもかかわらず、小木氏がその内容を無視して上記書き込みを行っていたからである。

 そこでわたしは【0017 Re:HYMさんへ 投稿者:TAKE  投稿日:06月23日(水)17時25分54秒】において怒りを表明し、小木氏に書き送ったわたしのメールの一部を公開した上で、

>あなたは、このメールを読まずに、掲示板に書き込みをしているのですか?
>読んだとしたら、「意図的に無視した」としか思えません。
>
>何が「強制改修」ですか。わたしが負っているトラウマは、強制改宗によるものなど
>ではありません。
>かつての仲間たちによる「脅迫」と「暴行」の結果です。

と非難した(「強制改修」となってしまったのは、当時のわたしの入力ミス。怒りが激しくて気づかなかったのだった)。

 それに対し小木氏は、【0018 重要な事実ですから・・・ 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)19時38分19秒】【0019 洗脳理論の誤りをまず知るべきです 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)19時51分40秒】【0020 つらいと思いますが聞いてください 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)19時56分14秒】【0021 拉致監禁が破壊的カルトということです 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)20時00分23秒】【0022 偏見をなくしてから 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)20時03分47秒 】と、5回にわたって【0017】における指摘と非難を無視した書き込みを行い、ずっと「マインドコントロール理論の誤り」や「拉致監禁・強制改宗」に関する『「マインド・コントロール理論」その虚構の正体』という本からの単なる引用を書き込み続けた。

 そこでわたしは、第1回目の警告を【0023】において、第2回目の警告を【0025】において行なった(1回目と2回目が近接しているのは、小木氏の5回の書き込みがどれも10数分以内の短い間隔で行われたので、行き違いが生じては困る、と判断して「警告」を追加したからである)。

 2度にわたる警告の後、小木氏は(さすがにこれ以上無視するわけには行かないと考えたのか、それとも書き込み5連発で予防線を充分に張ったと判断したのか)、【酷いことでしたね。 投稿者:小木敏弘  投稿日:06月23日(水)21時41分06秒 】(この書き込みには、わたしのミスで通し番号がついていなかった。【0025.5】とでもしておくか?)においてようやくわたしの体験に言及するが、それも「責任者の指示が間違っている」と責任転嫁するばかりで、結局「脱会後にトラウマを生じるのは強制改宗に原因がある」という主張に欠陥がある点を(意図的に)無視しておきながら、【0133  Re: なんだか気持ち悪いので独り言をもう少し・・・。 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月13日(火)13時37分52秒】においては、non氏に反論し、

>私は、TAKEさんの存在や生き様を無視しているわけではありません。
>神様の息子として、宇宙にたった一人しかいない最高に尊いTAKEさん
>であることを知っています。
>
>私が問題にしたことは、統一教会はマインドコントロールするという嘘に
>対してです。
>また、拉致監禁・強制改宗は、犯罪であり、決してすべきでないことである。
>という点です。
>
>TAKEさんが、これらの二つの事実を元にしない限り、TAKEさんの経験から
>正しい結論に至れないからです。
>間違った先入観、固定観念、古い皮袋は捨てるべきと言っているのです。

と書いて済ませている。さらに、結局は【0142 Re: 傷ついた心をさらに・・・(2) 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月13日(火)23時50分26秒 】において、

>では、心の傷はどんな時にできるのでしょうか?
>
>それは、統一教会を信じているのに、無理やり捨てさせられた時です。
>拉致監禁・強制改宗によって、自然ではなく、自由な自分の願いではなく、
>他者の願いによって、外部の強力な圧力によって、信仰を捨てさせた場合です。

と、わたしの体験を「何もなかったかのように」無視して結論付ける。わたしの体験に基づく言い分を、最初から問題にしていないのである。

 このように小木氏は、これだけわたしの言い分を無視している事実がありながら

>私は、TAKEさんの存在や生き様を無視しているわけではありません。

と書いて平気でいられる人物である。

 なぜか。

 「ウソつきだから」というのが、現在最も有力な仮説である。

同じく【0133 Re: なんだか気持ち悪いので独り言をもう少し・・・。 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月13日(火)13時37分52秒】において、小木氏はこう書いている。

>TAKEさんの文章のなかで、「怒り」によって克服せよとアドバイスをされた
>ことがあると書いていました。

 これが謎である。わたしの文章のどこに「『怒り』によって克服せよとアドバイスをされたことがある」と書かれているのだろうか。

 念のために、掲示板上のわたしの発言を全て読み返してみた。見当たらなかった。さらに『入門記』を読み返した。見当たらない。

 「怒り」について触れた箇所はある。「具体的な事件」の項で、わたしは次のように書いた。

====(ここから)
 聖書には、怒り狂ったイエスが神殿の境内で暴れまわり、そこにあった出店の屋台をことごとくひっくり返した、というエピソードが紹介されている。キリストといえば、悲しげな顔をしておとなしく十字架にはりついている印象の方が知られているが、本当はかなり暴力的な荒々しい一面も持っているのだ。そこを読むたびに、なぜこの時のおれもそうしなかったのか、と考えさせられる。
 「しなかった」ではなくて、「できなかった」という方が正確だろう。あまりに怒りが深かったので、おれ自身がそれに飲み込まれてしまったのだった。おれは相変わらず、語るべき適切な言葉も、自分の感情をコントロールする技術も、怒りや悲しみを表現する方法も、まるで持っていなかった。客観的には、ちょっとうつむき加減で、目の前に置かれたお茶を見つめたまま黙っていただけだった。その発言に拍手する人たちの顔を眺めて、ひょっとしたらおれの気持ちの方が間違っているのではないか、と戸惑っていただけだった。
====(ここまで)

 しかしこれも、「『怒り』によって克服せよとアドバイスをされた」という意味ではありえない。

 他の文章においても始めから終わりまで、そのように書いたわたしの文章を発見することが出来なかった。

 もし、見つけた人がいたら教えてください。

 小木氏はとうとう、架空の文章を作り上げて、それを「大きなあやまちと思います」と批判して見せてしまっているのだ、としか思えないのです。

 まだ発見できないので、わたしがそのような文章を書いていないという仮定のもとに話を進めるが、わたしがそのような文章を書いていない以上、【0133】【0134】において小木氏が展開している「怒り」を巡る議論は「妄言」と呼ぶのにふさわしい。しかも、「まだ信じているから怒る」などは、「小木語録」として全世界に宣伝してもかまわないくらいの「傑作」ではないだろうか。

 統一協会は、このような人物をWEB上のスポークスマンとして放置しておいて良いのだろうか。ありもしないことを捏造して批判の証拠とするような「ウソつき」小木敏弘氏を、いつまで放置しておくのだろうか。今後ますます統一協会に対する「誤解」が広まるだけではないのか。

 このような小木敏弘氏だから、「統一協会は正しい」とか「ムンソンミョン氏は再臨のメシアだ」とか「マインドコントロール理論は間違っている」とか主張しても、本当はありもしない根拠を捏造して思い込んでいるだけの「妄言」ではないのか。こんな人が「統一原理が真理であることは、私が命にかけて保障します。ムン ソンミョン先生がメシヤであることは、私が全責任を持って保障します。」(【0140 Re: 傷ついた心をさらに・・・】)と言ってくれたところで、何の「保障」にもなるはずがない。こんな人の命を賭けてもらっても、むしろ賭けてもらったほうが、危なくて仕方がない。

 まともな引用すら出来ない人が「世界の常識」と言ってみたところで、それが「錯覚でない」という証拠をどうやって見つけたら良いのか。

 そりゃあ、親だって心配のあまり病気になるだろう。「反対派」が何を言ったか知らないけど。

 以上、こんなもので充分な論証になったはずだが、まだ見逃せないことがひとつ残っている。

 【0143 Re:かわいそうですが・・ 投稿者:小木敏弘  投稿日:07月14日(水)00時32分21秒】において小木氏は以下のように書いている。

>オウムは悪く報道されるだけで記者を殺人しました。
>
>また、統一教会は気に入らないからと拉致監禁する人もいます。
>
>統一教会は、信者が拉致監禁されたからといって、殺人などを
>しているでしょうか?
>それは、HYMさんが良く知っているはずです。
>
>もし、オウムの信者を監禁したら、オウムならどうすると
>思いますか?

 やはり既に【0144 そーいうことでしたか 投稿日:07月14日(水)01時35分35秒】において白谷和明氏が以下のように指摘している。

>わたしは、小木さんなりに、一方的宣伝ではなく、
>なにか、真心から、訴えたいことがあるのかとあるのかと
>思いましたが、やはり、掲示板というシステムを乱用し
>一方的に、統一教会の広報宣伝をしたかっただけのようですね。
>なおかつ、日本基督教団が暴力的洗脳で統一教会信者を棄教させ
>てるなどと、
>とわかってのうえか、本気で信じてるのか、
>空中楼閣的妄想の上に、TAKE師やHYM師に、対話を装った
>恫喝をしてるのですね。(やっと、わかりかけてきましたよ。)

 なぜ小木氏の発言が「恫喝」になるのか。

 小木氏が、「オウムは反対者を殺しましたね。→もし相手がオウムなら、あなたがたも今ごろ無事ではないでしょう」と述べているからである。

 ちなみに、「オウム真理教が記者を殺人した」という事実は、現在のところ判明していないと思う。問題となっている殺人は、坂本弁護士一家殺害ほか、信徒に対するもの数件と、反対活動をする地域住民と、松本・地下鉄両サリン事件の無差別テロの対象となった人々に対するものであって、「記者(報道関係者)」に対する殺人は、明らかになっていない。もっとも、マンガ家の小林よしのり氏には始終監視がついていたというし、江川紹子氏には有毒ガスによる攻撃がなされたことが報告されているので、なかったとは言いきれないが・・・。

 「記者殺害」で即座に思い起こすのは、むしろ「朝日新聞社阪神支局銃撃事件」である。ショットガンが発射され、1名の記者が死亡、もう1名が後遺症の残る重傷を負った。

 こんなところまで引用を間違う小木氏の姿に、アホらしさを通り越して同情の念さえ湧くものである。

 しかし、別の側面からの考え方も成立する。

 「朝日新聞社襲撃事件」の時には、「とういつきょうかいにはんたいするものはみなごろしだ」という脅迫状がショットガンの空薬莢と共に朝日新聞社に送付されたという事実がある。同時期に、統一協会を非難しているある牧師のところに「赤報隊(朝日新聞社阪神支局銃撃事件において犯行声明を出した団体)って知ってるか? あんたも危ないんじゃないの?」という趣旨の電話があった(わたしはその録音テープを所有している)。また、統一協会と関わりの深かったある団体が、その後統一協会と決裂し、渋谷の統一協会本部に対し銃撃を行ったという事件も起こっている。更に、統一協会系の銃砲店は全国に点在しており、「モデルガンを実弾発射可能に改造した」として検挙された統一協会員も存在する。そして、統一協会の経営する「統一産業」は韓国軍に武器を供給する軍需産業であり、ムンソンミョン氏の長男が膨大な銃器コレクションを所有していることが離婚訴訟で判明し、しかもムンソンミョン氏の息子のひとりは銃器メイカーで中型拳銃のデザインまでてがけている。

 小木氏は、ひょっとしたら「ワザと」オウムが記者を殺人した、と書き間違えたのではないだろうか。「統一協会に反対する人も、危ないよ」とにおわせるために。

 だとすれば、もはや「恫喝」では足りない。明かな「脅迫」である。

 脅迫者とは話したくない。わたしが不眠に教われる時に見る悪夢の殆どが、自分の「脅迫体験」に基づくものである。強制改宗によるものではなく、元仲間たちによる暴行と脅迫の結果なのである。だからわたしは、たとえその言い分が正当なものであったとしても、脅迫者には何の発言権も認められない。さようなら、である。

 「小木氏は脅迫者だ」という発言が行き過ぎであるならば、どうぞ根拠を示した上でご意見をお寄せ下さい。わたしも、もしそれがわたしの「思い込み」に過ぎないのなら、早く安心したいのです。


4  結

 あああああああ、もう疲れた! まだまだ不完全ですが、こんなもので充分でしょう。

 もう「どれかひとつの発言」の問題ではない、ということは、以上の論証で明らかになったものと考えられます。小木敏弘氏の発言は、最初から最後まで不当なものです。それも、「統一協会は間違いだ」とかなんとかのイデオロギー的価値判断を一切に抜きにして、この掲示板上に表れた「小木発言」の実態を観察するだけで、大いに明らかとなります。

 少なくとも、小木氏の発言によって統一協会に対する「誤解」を解くに至る人はいないでしょう。むしろますます「統一協会って気持ち悪い」としか思えないでしょう。仮に、統一協会が「正しい」団体だったとしても、人々がそこに入りたがらないのは、「反対派」のせいではなくて、小木氏の存在が原因です。小木氏の発言が始めから終わりまで不当だから、小木氏が所属する統一協会に対する不信感が増幅されているのです。

 小木氏はそろそろそのことを自覚しないと、「敵だ」と思っている「反対派」(というものが存在するとして)の味方をしちゃってるのに等しい。対話しようとすればするほどボロが出るのだから。

 小木氏がどこかで不当発言しているのを発見したら、即座にこの文章が書かれているページへのリンクを張る所存です。いずれ、小木氏自身の掲示板にもリンクを張らせてもらおうと考えています。

 どうぞ今のうちに、反論・指摘・質問・意見を。
 お待ちします。皆様、よろしくお願いいたします。



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